CFP
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以前書いたように、AFP の有資格者が一度資格を失った場合、AFP の資格を再認定してもらう方法がいくつかあります。例えば、もう一度2級FP技能検定の実技試験に合格するなどすれば、AFPの資格の再取得ができます。
再取得でもそれなりに手間はかかりますが、方法によってはAFP認定研修が不要です。ですから、一度資格を失っても、びっくりするほど再取得が大変ということでもありません。実力がある人なら、実技試験一発でOKですから、簡単でしょう。
日本FP協会の「データで見るCFP・AFP資格」というページには、業種別のCFP・AFP認定者のグラフが掲載されていました。それによると、CFP・AFP認定者の14%が「学生・主婦・その他」のカテゴリーに入るのだそうです。
「学生・主婦・その他」というカテゴリーを作るくらいですから、14%の中のある程度の割合は主婦だと考えていいでしょう。でもこれって、ちょっと不思議なことだと思いませんか。
前のページで見たように、AFP の認定者数は頭打ちの状態です。ここ数年は増えも減りもしていません。
それでは、AFP の上位資格であるCFP の認定者の状況はどうなのでしょうか。最近は増えているのでしょうか、減っているのでしょうか。
国家資格であるFP技能検定の過去問は、金融財政事情研究会のサイトや日本FP協会のサイトで公開されています。ですから、無料でチェックすることが可能です。
それでは、民間資格であるCFP の過去問も無料で入手することが出来るのでしょうか。受験するかどうかを判断するためにも、先ずは過去問を入手しておきたいですよね。それに試験を受けることになったら、数回分の過去問は必須です。
日本FP協会は、FPのテキストを作っているようです。
http://store.jafp.or.jp/
CFP 向けのテキストが多いので、2級レベルを目指す人には、直接関係ないかもしれません。CFPを目指す人や、1級の取得を目指す人は、持っていても良いかもしれません。
このサイトでも紹介したことがありますが、ECCビジネススクールというAFP認定研修を行っている通信教育の会社があります。ここの通信教育は、合格率が高く、評判もまずまずのようです。
このECCビジネススクールが、最近になって、CFP の試験対策講座もはじめたようです。CFP というのは日本FP協会の民間資格で、AFP の上位の資格と位置づけられているものですね。
将来的にFP1級を目指すなら、CFP を取るかどうかは重要な選択と言えるでしょう。なぜなら、CFP の資格を持っていると、FP1級の学科試験を免除されるからです。
CFP を取るには、AFP の有資格者であることが条件になります。そして、AFP はFP2級と関連する部分があります。つまり、FP2級の取得時点で、すでに1級の受験のことまで考慮しておいたほうが良いのです。