FP2級の勉強方法
FP2級の勉強方法は独特かも
FP2級の試験対策として勉強する場合、通常とは違う方法で勉強する事をお勧めします。
どんな点が違うかというと、まず1ページ目から勉強してはいけません。最初の方は試験に出づらい事項が多いので、勉強するだけ時間の無駄なのです。試験直前に少し確認をしておくだけで十分でしょう。
また、教科書を勉強する前に、過去問をチェックした方が良いかもしれません。というのも、FP2級に限らず、FP技能検定の教科書は通読するには向かないものが多いからです。
最初から参照用と割り切って、問題を解いて分からないところを勉強するのに使うと良いでしょう。
通信講座を使うなら動画解説があるものを
最近の通信教育の教材の中には、動画による解説がメインになっているものもあります。FP2級対策で通信講座を使うなら、この手の動画メインの教材をお勧めします。
動画を使った教材を使うのには、それなりに理由があります。全く新しい分野を勉強する時には、一回通して人に説明してもらう方が効率的だからです。
FP2級のテキストで1分野を読もうと思うと、結構なボリュームです。しかも、その中には、重要事項もあれば知っておいた方が良いというレベルのものも入っています。はっきり言って、最初にこれをすべて勉強するのは非効率なのです。
一番最初は、重要事項だけを押さえておくのが良いわけですね。そして、それをするのに優れているのが動画による解説なのです。授業形式になると、些末な部分に時間を割いていられませんので、重要事項中心になります。
勉強時間の配分には気を遣おう
FP2級の特徴は、何と言っても、出題範囲が広い事です。出題が範囲が広いので、すべての範囲を勉強し終えずに本番に臨むという人もいるようです。
もちろん、そんなもったいない事をしては、合格はおぼつかないでしょう。特に、勉強できなかった分野が、得点のしやすい「相続・事業承継」の分野だったりすると最悪です。
こんな事故を無くすためにも、試験までにまんべんなく勉強する事を意識しておく必要があります。
ああ、そうそう。一応実技試験もあることをお忘れなく。学科の準備がしっかりできている人なら、実技試験は難しくないと思われます。それでも、多少の準備時間は必要ですからね。
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