試験対策

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FP2級の学科試験の試験範囲は、AからFまでの6つにわかれています。この6つのうちの「C 金融資産運用」に関して、傾向分析と対策的なものを考えてみたいと思います。

率直に言って、資格学校などがしている傾向分析と対策は、かなり無難な事しか書かれていない印象です。まあ、あまり主観的な事を書いたり大胆な事を書きにくいのでしょうね。非難されやすい立場にありますから。

その意味では、何の責任感も無い分、大胆な提案がでいるのではないかと思います。

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FP2級学科試験の出題範囲について確認しています。次は、「C 金融資産運用」についてチェックしてみましょう。試験問題の番号としては、問題 21から問題30までに対応します。

この金融資産運用ですが、とにかく出題範囲が広いのが特徴です。これだけ範囲が広いのに、全体の6分の1の12問しか出題がないわけですね。率直に言って、この分野に力をいれすぎるのは、ちょっと効率が悪い気がします。もちろん、完全に捨てるわけにはいきませんけどね。

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2級でも3級でも、FP技能検定に合格するには、学科、実技共に6割以上の得点をする必要があります。これは受験生なら誰でも知っている事でしょう。

でもこれって、逆に言うと、6割正解出来れば合格とも言えますよね。満点を取る必要は必ずしもないわけです。

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「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」というドキュメントを使って、FP2級の試験範囲を確認しています。このページでは、「B リスク管理」の分野に入っていきましょう。リスク管理というのは、要するに、保険を使ってリスクに対処するという意味です。

ちなみに、この「B リスク管理」だけで60問中の10問の出題があります。16.7%がリスク管理の問題という事ですね。つまり、保険に関してはかなり力をいれて学習する必要があるという事です。

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「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」というドキュメントを使って、FP2級学科試験の出題範囲を確認しています。次は「A ライフプランニングと資金計画」の中の「9. 中小法人の資金計画」というところですね。

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FP2級の出題範囲についてのチェックの続き、行ってみましょう。「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」というドキュメントを使ってのチェックですね。

このページでは、「A ライフプランニングと資金計画」の中の「8. ライフプラン策定上の資金計画」と、「10. ローンとカード」について見てみましょう。「9. 中小法人の資金計画」に関しては、次のページで見ることにします。

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前回1 、前々回2 に引き続き、金融財政事情研究会のサイト内にある「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」というドキュメントを使って、試験範囲についてチェックしてみましょう。このページでは、「A ライフプランニングと資金計画」の中の「6. 企業年金・個人年金等」について見ていきます。

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  1. FP2級の出題範囲を見る限り社会保険の問題は捨てろって事だな| 扱いが難しいのは公的年金の分野 []
  2. FP2級の試験範囲がどうなっているか調べてみた []

前回1 に引き続き、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」というドキュメントをチェックしてみましょう。FP2級の学科試験では、捨てなければいけない分野があることが分かるはずです。

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  1. FP2級の試験範囲がどうなっているか調べてみた []

FP2級の試験範囲って、どうなっているのでしょうか。

どんな試験でも、試験範囲を知ることは大事ですよね。何が出題されるかが分かると同時に、何が出題されないかも分かるからです。範囲が分からないと、余計なことまで勉強してしまうリスクがあります。

ということで、ちょっと調べてみましょう。

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お勧めできるようなテキストは無いかと思い、書店に行って色々とチェックしてみました。その結果、残念なことに、全滅でした。

残念な結果になる事はある程度予想していたのですが、その予想以上に残念でした。ほんと全滅。

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FP技能検定の2級と3級は、年に3回試験が行われます。例えば2018年度だったら、2018年5月27日、2018年9月9日、2019年1月27日の3回ですね。

受験者数が多いためでしょうか、非常に試験の頻度が高い資格の一つです。さすがにTOEIC には負けますけど。

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FP2級を目指す人の中には、FP2級が難しい試験だと思っている人もいるようです。特に、学科試験を苦手としている人が多いのではないでしょうか。

この気持ちは分からないではありません。FP技能検定は専門用語が多い試験ですし、試験の範囲もかなり広いですから。覚えなければいけない情報の多さに、圧倒されてしまう人もいるでしょう。

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先日、ダイソーで買い物をしたら、通信教育のユーキャンのチラシが入っていました。

1月はじめに受け取ったチラシなので、1月に勉強を始めるのが良いというような内容のチラシでした。1月にはじめると、いつ頃に資格が取得できるのかというような情報が載っていました。

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2級FP技能検定には、6つの分野があります。この6つの分野は均等に勉強するのではなく、強弱を付けて学ぶのが良いように思います。

なぜ均等に勉強するのが駄目かというと、6つの分野の中には得点しやすいものと得点しづらいものがあるからです。得点しづらいものに時間を掛けるよりは、勉強したら確実に得点できるものに時間を掛ける方が得ですよね。

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FP2級の出題範囲は、大きく分類すると以下の6つです。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

一般的な学習法としては、この6つの分野を均等に学習することになるでしょう。しかし、受験に合格するという視点で考えると、学習時間を均等に割り振るのがベストな選択なのか疑問も残ります。

というのも、時間を掛けて学習しても得点を伸ばすのが難しい分野もあれば、比較的短時間の学習で満点に近い得点を取れる分野もあるからです。時間を有効に使って合格を目指すという視点で考えれば、得点を取りやすい分野を優先して学習するべきでしょう。

上記の6つの分野の中で、一番得点しやすいのは、間違いなく「相続・事業承継」の分野でしょう。しっかり勉強しておけば、この部分は全問正解も夢ではありません。

学科試験の場合は6分の1が、実技試験の場合は5分の1がこの分野から出題されます。この分野を確実にしておくと、他の分野が楽になります。

なぜこの分野が得点しやすいのか

さて、相続・事業承継の分野はなぜ得点しやすいのでしょうか。

それは過去問を研究してみるとよくわかります。相続・事業承継の分野に関しては、毎年同じような問題が出題されているのです。

嘘だと思う人は、過去数回分の実技試験と学科試験の過去問をチェックしてみてください。本当に同じような問題が出題されています。

毎年同じような問題が出題されるので、きちんと対策をしておけば得点することが可能です。とても簡単な理屈です。

率直に言って、この分野に関しては、出題する側も変化を付けにくいというのが本当のところなのでしょうね。FPを目指す人が、相続の分野にそれ程詳しくなる必要もありません。となると、必然的に、基礎知識を問う問題になるしかないのです。

相続・事業承継の出題範囲

最後に、一応、相続・事業承継の分野の出題範囲を確認しておきましょう。

  • 贈与と法律
  • 贈与と税金
  • 相続と法律
  • 相続と税金
  • 相続財産の評価(不動産以外)
  • 相続財産の評価(不動産)
  • 不動産の相続対策
  • 相続と保険の活用
  • 事業承継対策
  • 事業と経営
  • 相続・事業承継の最新の動向

法定相続人が誰になるのかとか、相続税の額はいくらになるのかというあたりの出題が一番多いでしょう。そのあたりの考え方を理解して、自分で計算できるようになっておくのが第一歩でしょうか。

贈与に関しての知識は、相続との比較で理解していくと簡単に見に付くでしょう。事業承継はちょっと別物という部分があるので、これは独立して覚える必要があります。

まあ、毎年似たような問題が出るので、過去問のチェックが必須でしょうかね。

別のページでも書きましたが、FP2級の合格率は金融財政事情研究会と日本FP協会で大幅に違います。日本FP協会の方が合格率が圧倒的に高いです。

FP3級の合格率もこの両者で違うのですが、2級ほどの大きな差ではありません。ということは、2級と3級の合格率の違いの原因について考えることで、2級の効率的な対策が見つかるかもしれません。

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FP2級の通信講座はAFP認定研修であるものが多いです。しかし、AFP認定研修ではないFP2級の通信講座も存在します。

こうしたAFP 対象外の通信講座には、存在意義はあるのでしょうか。AFP認定研修とどのように使い分ければ良いのでしょうか。

ちょっと考えてみましょう。

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資格試験の勉強にはそれなりに時間がかかります。ただ、ある程度時間がかかるのは仕方がないとしても、出来るだけ短縮したいとは思いますよね。

もちろん、利用価値が高い資格なら、時間をかけても取りたいと思うでしょう。しかしながら、資格の価値が低ければ低いほど、短時間で済ませてしまいたいと思うものです。

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FP技能検定の試験結果を見ていると、申し込みはしたものの、最終的に受験をしない人が意外と多いことが分かります。

申し込みだけして、受験しない人がいるのは理解できなくありません。急用が出来たとか、体調が悪くなったとか、理由を挙げればキリがないでしょう。

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FP3級の問題は、大問5問で構成されています。それぞれの大問では、最初に状況設定の説明があります。

金融機関やファイナンシャル・プランナーなどのもとに、相談者が来たという設定で書かれる事が多いようです。そして、その相談者の職業や資産状況、年齢、家族構成、置かれている状況などが説明されていきます。

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FP3級の実技試験はどうのように対策を立てれば良いのでしょうか。学科試験との学習時間のバランスはどうすれば良いのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

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FP3級学科試験の試験問題の特徴は、択一問題が出題されるということです。しかも、選択肢がかなり少ないのが特徴です。具体的には二者択一と三者択一の問題が出題されます。

このような試験問題形式で出題される事を考慮すれば、試験対策は必然的に定まっていきます。このページでは、その点について考えてみましょう。

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3級FP技能検定は一応国家試験です。その割には、その試験の出題形式ってかなり出鱈目ですよね。特に学科試験の試験形式が酷いです。

これって、試験としてOKなのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

半分が二者択一

FP3級学科試験は、試験問題の半分が二者択一です。二者択一ということは、山勘で答えても、半分程度は正解できるということですよね。つまり、確率的には、半分の半分である25%は適当に答えても正解できるということになります。

そして、残りの半分の試験問題は、三者択一です。三者択一ということは、33%程度は正解できるということです。半分の問題で33%正解できるということは、全体の17%程度は正解できるという計算になります。

以上の点を合わせて考えると、適当に答えたとしても、全体の42%程度は正解できる計算になります。あくまで確率的にはという話ですけどね。

FP3級の学科試験は、全部で6割取れば合格できる試験です。その試験で、4割以上は適当に答えても正解できるのです。さすがに試験問題として、問題アリだと思いませんか。実力で上乗せする部分は、ほんの少しで良いのです。

本来なら少なくとも三者択一にすべきですよね

国家試験の試験問題として、さすがに二者択一は酷いですよね。これで実力がはかれるとは、ちょっと考えにくいです。率直に言って、何でこんな形式を取り入れているのか、わけが分かりません。

択一問題を出題するにしても、最低でも三者択一の問題を出題すべきでしょう。出来れば、四者択一くらいの形式にはしたいものです。そうしないと、実力ははかれないと思うのです。

試験慣れしている人だと、知識がほとんど無くても、問題文の記述の仕方から明らかな誤りを見つけられます。ということは、この手の択一問題の試験に慣れている人なら、半分よりも確率を高めることは可能でしょう。

ですから、二者択一は、どう考えてもやめた方が良いと思うのです。

二者択一を選ばざるを得ない理由は何だろう?

FP3級の学科試験を作成している側としても、二者択一問題にはしたくないはずです。はっきり言って、二者択一問題を出題するなんて、出題者としても恥ずかしいことの筈ですからね。

それにもかかわらず二者択一問題を出題しているのには、それなりに理由があるのでしょう。推測するに、手ごろなレベルの問題を作成するのが難しいのでしょうね。

現在の3級の試験問題のレベルで四者択一にしたら、おそらく合格者は著しく少なくなってしまうはずです。とすると、少し問題文のレベルを下げないといけません。

しかし、これ以上に問題文のレベルを下げるとなると、微調整が難しくなるのでしょう。問題をちょっと易しくしただけのつもりでも、受験生の平均点が高くなりすぎてしまう気がします。

まあ、何にしても、試験問題の形式をいまさら変える事は無いのでしょう。客観的に見れば問題のあるやり方だとは思います。それでも、受験生にとってはありがたい形式と言えるかもしれません。利用できるものは積極的に利用するのが良いでしょう。