- 普段の経済ニュースが理解できていれば正解できる問題も多い
- FP技能検定では難問も出題される| 最初から捨てるのが良いでしょう
- FP3級の合格率の分析| 真面目に勉強すれば誰でも受かるという結論でいいかな
- 2級FP技能検定の受験者数に興味深い変化が| 金融財政事情研究会での受験者が減り、日本FP協会での受験者は増えている
- 【FP2級学科試験】金財と日本FP協会の合格率の差が大きい理由は何だろう?
- 【3級FP技能検定】日本FP協会と金融財政事情研究会で、学科試験の合格率はどの程度違う?
- 【2級FP技能検定】日本FP協会の受験者の方が金融財政事情研究会の受験者よりも優秀なの?
- FP3級の学科試験と実技試験は、申込むだけで受験しない人も多い
試験の傾向分析
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FP2級や3級レベルだと、日常的に目にする経済ニュースが理解できていれば正解にたどり着けるような問題も多いです。普段から経済ニュースは正確に理解しておいた方が良さそうですね。それだけで、得点が稼げるかもしれません。
FP技能検定という試験の学科試験の特徴は、満点を目指すのは難しいという点でしょう。率直に言って、3級でも満点を目指すのはかなり難しいです。
何で満点を目指すのが難しいかというと、問題ごとの難易度にかなりの差があるのです。FP技能検定は学習する範囲が広い試験なので、難しい問題までは対応しきれないわけですね。
FP3級について、過去の試験結果を元に分析してみましょう。FP3級は比較的易しい試験だと思われていますが、どの程度易しいのかが分かっていただけるでしょう。真面目に勉強しさせすれば、誰でも合格可能です。
2級FP技能検定の受験者数を見ていると、面白い傾向があることに気づきました。どんな傾向かというと、金融財政事情研究会での受験者数が減少傾向であるのに対して、日本FP協会での受験者は増えているのです。
論より証拠ということで、ここ数年の9月実施試験の受験者数の推移を見てみましょう。受験者数には季節ごとのバラつきもあるので、1月や5月の結果を入れてしまうと逆に分かりにくくなりますからね。
以前書いたように、2級FP技能検定の合格率は、日本FP協会と金融財政事情研究会で大きく違います。
試験問題が違う実技試験で合格率が違うのは、まだ理解できなくはありません。しかし、金融財政事情研究会と日本FP協会で共通の問題を使っている学科試験でも、合格率が全然違うのです。これは相当不思議な話と言えるでしょう。
前のページで見たように、FP2級の学科試験の合格率は、金融財政事情研究会と日本FP協会で全く違います。日本FP協会の方が金融財政事情研究会よりも2倍近く合格率が高いのです。ポイントで言うと、20ポイント近く違います。
ちなみに学科試験の問題は、金融財政事情研究会と日本FP協会で共通です。合格基準も同じです。
ということは、同じ問題で同じ合格基準なのにもかかわらず、試験の合格率が全然違っているのです。
FP技能検定には2つの試験実施機関があります。一つは金融財政事情研究会で、もう一つが日本FP協会です。
このどちらで受験しても、合格すれば2級FP技能士の資格が得られます。つまり、どちらの試験期間も得られる結果としては差は無い事になります。
3級FP技能検定では、申し込むだけ申し込んでおいて、受験しない人も多いようです。結構な割合の人が、受験しないようですね。
前のページでも触れたように、FP3級に関しては、受験しないのはもったいないことです。受験を断念した人は、考え直してみるといいかもしれませんね。