ご存知のようにAFP は日本FP協会の民間資格です。その認定者数の推移が、日本FP協会のサイトに載っていました。このデータをもとに作ったのが、次のグラフです。
認定者と言うのは、資格認定会員として日本FP協会に入っている人の中で、AFP の資格を持っている人の数の事ですね。資格認定会員にはCFP の有資格者も存在します。
日本FP協会でFP2級を受験した人はAFPの資格を取れる可能性が高いはず
現在の試験制度を考えると、日本FP協会で2級FP技能検定を受験している人の多くは、AFP認定研修を修了した上で受験をしているものと考えられます。ということは、日本FP協会での合格者の多くは、会員になる手続きさえすればAFPの資格を取れるはずだということです。
ここ最近は、毎年1万5000人前後は日本FP協会の試験でFP2級の資格を取っているようです。ということは、毎年1万人くらいは新しいAFP認定者が誕生してもおかしくはない状況と言っていいでしょう。
日本FP協会で受験する全員が全員AFP認定研修を受けていることはないでしょう。それを差し引いても、1万人くらいはAFP になろうと思えばなれると想像できるのです。
実際過去には、1年で7,000人程度AFP認定者が増えている時期もありました。AFP認定者がCFP になるなどして、認定者でなくなるという減少要因もあります。ですから、その時期には1万人程度は新しいAFP が生まれていたと考えてもよさそうです。
最近はほとんど増えていない
しかし、最近のAFP認定者の推移を見ると、AFP認定者の数はここ数年増えていません。横ばいと言って良い状態です。
どういう理由で増えなくなっているかは、グラフだけから読み取ることは不可能です。いくつか理由は考えられます。
上にも書いたように、AFP からCFP になり、AFP認定者でなくなった人もいるでしょう。CFP の認定者数は増えているので、毎年一定割合はAFP をやめCFP になっているはずです。
あるいは、仕事を辞めてAFP認定者をやめた人だっているはずです。AFPの人気が無くなり、認定者になろうとしている人が減っているのかもしれません。
どんな理由かは判然としませんが、AFP という資格自体は、ピークをむかえたように見えなくはありません。少なくとも、かつてのように、右肩上がりで増えると言う状態では無いようです。
今後横ばいなのか、徐々に減っていくのか、興味深いところです。何かのきっかけで、数を増やす可能性も、無くはありませんしね。
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