2級FP技能検定には、6つの分野があります。この6つの分野は均等に勉強するのではなく、強弱を付けて学ぶのが良いように思います。
なぜ均等に勉強するのが駄目かというと、6つの分野の中には得点しやすいものと得点しづらいものがあるからです。得点しづらいものに時間を掛けるよりは、勉強したら確実に得点できるものに時間を掛ける方が得ですよね。
ですから、得点しやすい問題を確実に得点して、得点しづらい問題は捨てるという工夫をした方が良いのです。もちろん、得点しづらい分野でも、基本的な部分はおさえておかないといけませんけどね。
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金融資産運用は捨ててもOKかも
金融資産運用の分野はどうかというと、正解しづらい問題である確率が高い傾向にあります。出題範囲が広いので、全てをカバーした学習が難しいというのが一つの要因でしょう。その割には、かなり細かい問題が出題されたりするのです。
もちろん、金融資産運用の問題でも、絶対に正解したい基本レベルの問題は出題されます。こういう問題は、確実に正解しないといけません。
ですから、基礎だけ勉強して、それ以上の部分は捨ててしまうという方針が良いのかもしれません。もちろん時間的に余裕があれば、細かく勉強してもかまいませんけどね。
学習すべき項目が多い
それでは、金融資産運用の分野でどんな問題が出題されるのでしょうか。金融財政事情研究会のサイトによると、金融資産運用では、以下のような項目から出題がされます。
- マーケット環境の理解
- 預貯金・金融類似商品等
- 投資信託
- 債券投資
- 株式投資
- 外貨建商品
- 保険商品
- 金融派生商品
- ポートフォリオ運用
- 金融商品と税金
- セーフティネット
- 関連法規
- 金融資産運用の最新の動向
13個の項目があげられていますが、これはタックスプランニングに次ぐ項目の多さです。しかも、一つ一つの項目で、かなり細かい部分まで問うことが可能です。
例えば、株式投資の問題だったら、売買の基本ルールを問うことが出来ますし、株式市場に関する知識を問う事もできます。銘柄選びをどうするかという知識についても問えるでしょう。さらに言うと、「そもそも株式って何なのか?」というような切り口でも聞くことが可能です。
細かい問題を作ろうと思えば、いくらでも作ることが出来るのです。そして、金融資産運用の分野では比較的細かい問題が出題されがちです。金融関係者の受験者が多いからというのもあるのでしょうね。
これは株式以外の投資信託でも債券でも同様です。それぞれ、簡単に本が一冊書けるようなものばかりですからね。細かくしようと思えば、キリがありません。
こういった知識について、細かい部分まで学ぶのは非効率です。基本だけ学んで、それ以外の部分はスキップするくらいで良いのではないでしょうか。
そして難しい問題が出題されたらあきらめるくらいのスタンスで良いように思います。
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