FP2級の出題範囲は、大きく分類すると以下の6つです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
一般的な学習法としては、この6つの分野を均等に学習することになるでしょう。しかし、受験に合格するという視点で考えると、学習時間を均等に割り振るのがベストな選択なのか疑問も残ります。
というのも、時間を掛けて学習しても得点を伸ばすのが難しい分野もあれば、比較的短時間の学習で満点に近い得点を取れる分野もあるからです。時間を有効に使って合格を目指すという視点で考えれば、得点を取りやすい分野を優先して学習するべきでしょう。
上記の6つの分野の中で、一番得点しやすいのは、間違いなく「相続・事業承継」の分野でしょう。しっかり勉強しておけば、この部分は全問正解も夢ではありません。
学科試験の場合は6分の1が、実技試験の場合は5分の1がこの分野から出題されます。この分野を確実にしておくと、他の分野が楽になります。
Contents
なぜこの分野が得点しやすいのか
さて、相続・事業承継の分野はなぜ得点しやすいのでしょうか。
それは過去問を研究してみるとよくわかります。相続・事業承継の分野に関しては、毎年同じような問題が出題されているのです。
嘘だと思う人は、過去数回分の実技試験と学科試験の過去問をチェックしてみてください。本当に同じような問題が出題されています。
毎年同じような問題が出題されるので、きちんと対策をしておけば得点することが可能です。とても簡単な理屈です。
率直に言って、この分野に関しては、出題する側も変化を付けにくいというのが本当のところなのでしょうね。FPを目指す人が、相続の分野にそれ程詳しくなる必要もありません。となると、必然的に、基礎知識を問う問題になるしかないのです。
相続・事業承継の出題範囲
最後に、一応、相続・事業承継の分野の出題範囲を確認しておきましょう。
- 贈与と法律
- 贈与と税金
- 相続と法律
- 相続と税金
- 相続財産の評価(不動産以外)
- 相続財産の評価(不動産)
- 不動産の相続対策
- 相続と保険の活用
- 事業承継対策
- 事業と経営
- 相続・事業承継の最新の動向
法定相続人が誰になるのかとか、相続税の額はいくらになるのかというあたりの出題が一番多いでしょう。そのあたりの考え方を理解して、自分で計算できるようになっておくのが第一歩でしょうか。
贈与に関しての知識は、相続との比較で理解していくと簡単に見に付くでしょう。事業承継はちょっと別物という部分があるので、これは独立して覚える必要があります。
まあ、毎年似たような問題が出るので、過去問のチェックが必須でしょうかね。
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