2級FP技能検定の受験者数に興味深い変化が| 金融財政事情研究会での受験者が減り、日本FP協会での受験者は増えている

2級FP技能検定の受験者数を見ていると、面白い傾向があることに気づきました。どんな傾向かというと、金融財政事情研究会での受験者数が減少傾向であるのに対して、日本FP協会での受験者は増えているのです。

論より証拠ということで、ここ数年の9月実施試験の受験者数の推移を見てみましょう。受験者数には季節ごとのバラつきもあるので、1月や5月の結果を入れてしまうと逆に分かりにくくなりますからね。

金融財政事情研究会の受験者数の推移

まずは、金融財政事情研究会の受験者数の推移から。

  • 2011年:42,629人
  • 2012年:45,043人
  • 2013年:39,898人
  • 2014年:34,979人

金融財政事情研究会の場合は、2013年1月の試験で試験問題の漏洩事件が起きています。それを期に、受験者が減り始めたということでしょうか。ただ、2014年の減少分は、それだけでは説明できなさそうですよね。

何にしても、確実に落ち込んでいるのは間違いありませんね。

日本FP協会の受験者数の推移

次に、日本FP協会の受験者数の推移です。同じく9月の試験から。

  • 2011年:12,502人
  • 2012年:13,829人
  • 2013年:14,214人
  • 2014年:16,015人

これを見ると分かるように、日本FP協会での受験者数は、着実に増えているようです。片方の試験実施機関で受験者数が減って、もう片方が増えているとすれば、受験者を取られていると考えるのが自然ですよね。

もちろん、金融財政事情研究会の落ち込み方のペースはずっと速いですから、それだけでは説明は出来ませんけどね。

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