資格試験の勉強にはそれなりに時間がかかります。ただ、ある程度時間がかかるのは仕方がないとしても、出来るだけ短縮したいとは思いますよね。
もちろん、利用価値が高い資格なら、時間をかけても取りたいと思うでしょう。しかしながら、資格の価値が低ければ低いほど、短時間で済ませてしまいたいと思うものです。
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FP3級は省エネで合格したい資格です
例えばFP3級の資格を取るために、そんなに長い時間はかけていられないと思う人も多いでしょう。そういう人は、どのように試験勉強したらいいのでしょうか。
通信講座などを使っている場合は、基本的に講座のカリキュラムに従って勉強するのが効率的でしょう。学習手順も含めて、教材は設計されているはずですから。
とでも、独学の場合は、かなり工夫する余地がありそうです。基本的に自分でカリキュラムを決められるので、弾力的に行動できるのです。
そこで、FP3級に合格できる知識を手っ取り早く身に付けるにはどうしたらいいか、ちょっと考えてみましょう。
FP3級は全部の問題が分かる必要が無い試験
FP3級に合格できる知識を手っ取り早く身に付けるには、FP3級の重大な特徴について知っておく必要があるでしょう。
どんな特徴かというと、FP3級は択一問題を中心に出題されるということです。しかも、二者択一や三者択一など、答えの選択肢が少ないという特徴があります。
選択肢が少ないということは、全く知識が無くてもある程度は点数が取れるということです。ということは、合格するためには、自力で解ける問題はそれ程多くなくても良いとも言えます。
基本的な問題だけ分かっていれば、十分に合格できるのです。難しい問題は、最初から捨ててしまって良いとも言えるわけですね。
FP3級に体系的な知識は必要ない
FP3級レベルでも、出題範囲の全てを学ぼうと思ったら、相当長い時間がかかります。というか、一つ一つの選択肢のレベルは2級と大差は無いので、2級対策と同程度の時間はかかります。3級は選択肢を減らすことで、試験の難易度を下げているのです。
ということは、教科書を1ページ目から勉強したくなるタイプの人は、一通り勉強するのにかなり長い時間が必要でしょう。
ただ、FP3級の試験に合格するには、出題範囲を全て勉強している必要はありません。もっと言うと、体系的な知識が無くても得点できる問題も多いです。断片的な知識がさえあれば、正解できてしまう問題が多いのです。
と言うことは、重要なポイントだけおさえておけば、試験対策の学習としては十分ということです。つまり、一から学習するのではなく、試験で問われやすい部分を中心に学習したほうが効率的だということです。
分野別の過去問集を一冊仕上げるのが近道でしょう
以上のような状況を考えると、試験に出題されやすい範囲を集中的に勉強するのが合格への近道となるでしょう。具体的に何をするかというと、FP3級の過去問を勉強するのです。特に学科試験中心に勉強するのが良いでしょう。
なぜ過去問が良いかと言うと、FP技能検定では繰り返し似たような問題が出題されるからです。過去問をきちんと対策すると、それだけでもかなり得点が出来るわけです。出題形式の特徴を考えると、それだけで十分に合格できるはずです。
ちなみに、過去問で対策をするときには、分野別に編集された問題集を使うと効率的です。分野ごとに分かれていると、分野ごとに学習をすることが可能です。また、重要問題を抜き出した問題集なら、必要以上に難しい問題を自動的にはじくことが可能です。
問題を解いて、分からない部分をテキストで確認する
過去問を使った具体的な学習方法としては、過去問の問題を解いて、分からない部分があればテキストで確認するという方法を採れば良いでしょう。このときに、実際に出題されている部分の周辺もあわせて勉強することをおすすめします。
一つの事項に関して、違った角度から出題される事も多いです。実際に出題された問題の知識だけを確認するのでは、逆に効率が悪いでしょう。
全く予備知識が無い人は最初に一通りテキストを読んだほうがいいかもしれない
FP3級に関しては、基本的には上記のような方法がおすすめです。しかし、FPの分野に全く知識が無いのなら、最初に一通りテキストを読んだほうがいいかもしれません。
全く基礎知識が無い状態で過去問を勉強しても、何をやっているかわからない可能性もあるからです。あるいは、分野ごとに対応を変えても良いかもしれません。ある程度予備知識がある分野は過去問から手を付け、初めての分野はテキストを読むところから始めるわけです。
まあ、具体的にどうするかは、過去問をいくつかといてみてから考えれば良いでしょう。
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