やりがいのある仕事を求めてファイナンシャル・プランナーに転職| ただの営業じゃないの?

夫がファイナンシャル・プランナーに転職したいと言い始めました。

夫の現在の仕事は法人営業なのですが、その仕事にはあまり魅力を感じられないようです。そこでファイナンシャル・プランナーへの転職という考えにいたったようです。

やりたい仕事なら応援したいのですが、ファイナンシャル・プランナーになると何かデメリットがあるのでしょうか。所得の面ではどうなのでしょうか。

ちなみに、夫は大手保険会社の社員に勧誘されてるようです。その会社に入社して、資格をとって働かないかと誘われてるようです。

質問サイトにあった質問を、書き直したものです。

結局、営業職から営業職への転職のような気がします

この質問では、ファイナンシャル・プランナーになることを誘われていると書かれています。しかし実態としては、保険の営業職としての勧誘なのでしょうね。

例えば保険業界での経験が無い人が、ファイナンシャル・プランナーの資格を取って、マーケティングの仕事をするとも考えにくいですから。前職を活かして、営業の仕事の勧誘と考えるのが自然です。

保険の営業職というと、離職率が高い業種の代表のような言われ方をします。そこでファイナンシャル・プランナーという言葉を使うことで、イメージを和らげているのでしょう。ファイナンシャル・プランナーというと、何か先進的な仕事をしているイメージもありますしね。保険の営業というよりは、良いイメージを持つ人が多いのではないかと思います。

営業職から営業職に転職する理由は何だろう?

今回質問された方の夫は、現在も営業職をしているそうです。その意味では、営業職から営業職への転職です。

待遇面で大きな違いが無ければ、わざわざ転職する必要があるのか良く分かりません。業務としては、たいした違いは無いと思うんですよね。

もちろん、営業といっても様々なスタイルがあります。今のスタイルとは全然違う営業スタイルを求められる可能性もありますけどね。

人のためになると思っての転職なのだろうか?

それにしても、営業職から営業職への転職って、どういうモチベーションなのでしょうか。ファイナンシャル・プランナーという肩書きで仕事をすれば、相談者の役に立てると思っているのかなあ。

そういう意味なら、やりがいを持てるような気がするのかもしれません。ファイナンシャル・プランナーの仕事は、人の役に経ちそうなイメージはありますよね。

でもファイナンシャル・プランナーという名の保険営業だったら、顧客の役に立つようなアドバイスをするのは難しいはずです。なぜなら、保険会社の営業の仕事は、少しでも大きい契約を取ることですから。

保険の必要性が小さい人に対して、保険の営業が「あなたに保険の必要はありません」とはなかなか言えないですよね。それでは営業失格です。

見込み客一人を捕まえるのにもそれなりにコストがかかっています。少しでも元を取らないと、保険会社にとって不要な人材とみなされてしまうでしょう。ですから、何らかの理由を付けて、契約を取ろうと行動するはずです。

そう考えると、ファイナンシャル・プランナーという言葉のイメージから得られるような、やりがいのある仕事は期待しにくいのかもしれません。あくまでモラル的に許される範囲という前提は付きますが、必要性が多少小さい保険でも売ってしまうのが営業の仕事です。

大手の社員になれるのは魅力的なのだろうか?

質問を見ると「大手保険会社」「その会社に入社して」という文言が出てきます。これを読むと、大手保険会社の社員になれることに魅力を感じているのかもしれませんね。

でも、社員になるって、正社員って言う意味なのでしょうかねえ。契約社員のような形も考えられますよね。仮に正社員でも、営業だとしたら、歩合級が多い給与体系になることが予想されます。

大企業の社員というだけで魅力を感じているのだとしたら、ちょっと早計かもしれませんね。まあ、どういう契約になるかにもよりますけど。

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