【3級FP技能検定】日本FP協会と金融財政事情研究会で、学科試験の合格率はどの程度違う?

前のページで見たように、FP2級の学科試験の合格率は、金融財政事情研究会と日本FP協会で全く違います。日本FP協会の方が金融財政事情研究会よりも2倍近く合格率が高いのです。ポイントで言うと、20ポイント近く違います。

ちなみに学科試験の問題は、金融財政事情研究会と日本FP協会で共通です。合格基準も同じです。

ということは、同じ問題で同じ合格基準なのにもかかわらず、試験の合格率が全然違っているのです。

FP3級はどうなのでしょうか

それでは、FP3級の学科試験の合格率はどうなのでしょうか。

3級の学科試験も日本FP協会と金融財政事情研究会で共通です。もちろん合格基準も同じです。

それでもやっぱり、日本FP協会の方が合格率が高いのでしょうか。あるいは異なる傾向があるのでしょうか。

3級でも日本FP協会の方が合格率が高いが

FP3級の学科試験に関しても、FP2級の学科試験と同じ傾向があるようです。すなわち、日本FP協会の方が金融財政事情研究会よりも合格率が高いようなのです。

しかし、FP3級学科試験の場合は、2級程大きな差はありません。具体的な数字を確認するために、2014年9月の3級学科試験の合格率をみてみましょう。

  • 金融財政事情研究会:77.33%
  • 日本FP協会:85.33%

これをみると分かるように、確かに金融財政事情研究会より日本FP協会の方が合格率が高いことが分かります。ただ、その差は10ポイントも無く、2級の差と比べると大きいものとはいえません。

2級には特別な理由がありそうです

こうしてみると、確かに、金融財政事情研究会の受験生よりも日本FP協会の受験生の方が優秀である可能性が高そうです。おそらく金融財政事情研究会の受験生の中には、業務命令で仕方なく受験している人が多いというのが理由の一つなのでしょう。

ただ、繰り返しますが、3級は2級ほど差が大きくはありません。差が付きにくい理由は何なのでしょうか。

考えられる理由の一つが、3級の学科試験が易しすぎるからというのはありそうです。合格率が低い金融財政事情研究会ですら、かなり合格率が高いので、差が付きにくいような気がするのです。金融財政事情研究会ですら77%も合格者を出しているのに、日本FP協会がそこから10ポイント以上合格者を増やすのは、さすがに簡単では無いでしょう。

ただ、2級と3級でここまで傾向が違うと、どうやらそれだけが原因とも言えない気がします。他にも何か理由があるのかもしれません。

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