問い:金融機関には、よくFP技能士2級は必須などと言われます。FP技能士の資格を持っていると、どんな点が有利なのでしょうか。あるいは、どんな仕事に使う事ができるのでしょうか。
質問サイトに上のような趣旨の質問がありました。確かにFP2級に興味を持った人は知っておきたい事ですよね。
具体的にどんなメリットがあるのか、本当に役に立つのか、チェックしてみましょう。
金融機関では全く役に立たない?
まず、知恵袋の回答の中に面白い答えがありました。ちょっと引用してみましょう。
金融機関では全く持って意味のない資格だと思います。それぞれの専門的なものが他にありますから。
これはかなり過激な意見ですね。でも、さすがに、この意見はちょっと受け入れがたいものです。
例えば銀行だと、窓口業務にたずさわる人には、FP資格を取得させるところが多いようです。本当に役に立たないものなら、受験させたりはしませんよね。
金融機関が社員に受験させるということは、それなりに意味のある資格だということです。
ただ、過大評価が禁物なのも確かです。FP2級が取れたからといって、特に何が出来るわけでないというのも事実だからです。FP2級の知識があると何が出来るということでなく、その程度の知識もないと何も出来ないというのがリアルなところでは無いでしょうか。
どんな仕事で仕事で役に立つのだろう
FP2級を取得するために勉強した内容は、どんな仕事で役に立つのでしょうか。
FP技能検定は、金融全般にわたる広い知識を問う試験です。ですから、金融や保険の業務に関しては、どんな業務でも、多かれ少なかれ役に立つといえるでしょう。特に、個人向けのサービスで力を発揮するはずです。
中でも特に役に立つのが、生命保険の業界では無いかと思います。このことは金融財政事情研究会の実技試験に生保顧客資産相談業務という専門的な科目があることからも良く分かります。しかも、この試験の受験者数は少なくありません。
特定の業務に特化した実技試験と言う意味では、もう一つ損保顧客資産相談業務という試験もあります。しかしこちらは、一応あるというだけの存在です。実際、ほとんど受験者がいません。
おそらく、生保顧客資産相談業務に関しては、生保代理店などが従業員に受験させたりしているのでしょうね。そうでないと、これだけの受験者がいるとは考えにくいです。一方で、損保顧客資産相談業務に関しては、そういうことが行われていないものと思われます。
金融以外でも役に立つ
生保以外でも、いくつかの分野で利用することが可能です。例えば、不動産の分野で活かす事もできるでしょうし、個人を相手に仕事をする税理士事務所などでも利用可能でしょう。
範囲が広い試験だけに、役立つ分野も多そうです。
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