前のページで見たように、FP2級実技試験は、科目によって受験者数の偏りが大きいです。特に、損保顧客資産相談業務などは、他の科目と比べ桁違いに少ない受験者数でした。
それでは、FP3級実技試験の場合はどうなっているのでしょうか。科目ごとに受験者の数にばらつきはあるのでしょうか。
3級の実技試験の科目を確認
ちなみに、FP3級の実技試験は、3科目あります。
具体的には、まず金融財政事情研究会が、個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務の2科目を行っています。そして、日本FP協会が資産設計提案業務の1科目を行っています。
受験者の選択で、どの試験を受ける事も可能です。そして、どの科目を受けて合格しても、得られる資格は同じ3級FP技能士です。
科目による差はほとんど無さそうです
それでは早速、3級実技試験の受験者数を科目ごとに比較してみましょう。これを書いている時点での直近の試験である、2014年9月の受験者数を比較してみることにします。
- 個人資産相談業務(金融財政事情研究会):16,427人
- 資産設計提案業務(日本FP協会):14,635人
- 保険顧客資産相談業務(金融財政事情研究会):13,063人
この数字を見ると分かるように、3科目の受験者数には、大きな差は無い事が分かります。若干、個人資産相談業務の受験者数が多いですが、基本的にはきれいに3つに分かれているという感じですね。
個人的には、保険顧客資産相談業務は受験者数が少し少ないのだと思って今した。ですから、この結果は少々意外なものです。
生保業界ではFP資格に力を入れている?
この受験者数を見ていると、生保業界ではFP資格に力を入れていることが考えられます。企業的なバックアップなり社員への圧力なりが無ければ、こんなに生保に特化した試験の受験者数が増えることは無いはずですよね。
そもそも、就職が有利だからという理由で、この科目を受ける人も少ないことからも、企業が力を入れいている感じがします。3級を取ったところで、就職に有利になるということも無いはずですからね。
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