FP2級の実技試験は金融財政事情研究会の4科目と日本FP協会の1科目から選ぶことが出来ます。具体的には、以下の5科目があります。
- 個人資産相談業務(金融財政事情研究会)
- 中小事業主資産相談業務(金融財政事情研究会)
- 生保顧客資産相談業務(金融財政事情研究会)
- 損保顧客資産相談業務(金融財政事情研究会)
- 資産設計提案業務(日本FP協会)
自分の得意な分野に合わせて受験できるので、非常に受験生に優しい仕組みと言えるでしょう。
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毎回行われない試験が
ただ、このFP2級の実技試験には、ちょっと注意しないといけない点があります。それは何かと言うと、一部の科目は毎回試験が行われるわけではないという点です。試験があったり無かったりします。
論より証拠だと思いますので、2014年度の金融財政事情研究会の実技試験の科目を、試験日ごとに見ていきましょう。
まず、2014年5月25日に行われた試験では、金融財政事情研究会では以下の2科目しか実施されていません。
- 個人資産相談業務
- 生保顧客資産相談業務
次に、2014年9月14日の試験では、以下の4科目全てが行われています。
- 個人資産相談業務
- 中小事業主資産相談業務
- 生保顧客資産相談業務
- 損保顧客資産相談業務
最後に、2015年1月25日の試験では、「損保顧客資産相談業務」を除く3科目が行われています。
- 個人資産相談業務
- 中小事業主資産相談業務
- 生保顧客資産相談業務
ちなみに、日本FP協会の実技試験である資産設計提案業務は、毎回受験することができます。
パターンは決まっているようです
ところで、何月の試験にどの科目が出題されるかというルールを記したドキュメントは存在するのでしょうか。自分で金融財政事情研究会のサイトを探してみましたが、このサイト内では見つけられませんでした。
ただ、過去の例を見ている限り、5月が2科目、9月が4科目、1月が3科目というパターンは変わっていないようです。とりあえず、今後もこのパターンで行われると思っておいて良いのでしょう。もちろん、事前に試験スケジュールの確認は必要ですけどね。
ちなみに、上の例を見ると分かるように、「個人資産相談業務」と「生保顧客資産相談業務」は毎回行われています。ということは逆に言うと、「中小事業主資産相談業務」と「損保顧客資産相談業務」は行われないことがあるということです。
特に、「損保顧客資産相談業務」は年に1回しか行われません。ですから、この科目での受験を考えている人は、特に注意してスケジュールを立てる必要があります。
年1回しか行われないということは、落ちたら悲惨ですね。そのあたりも含めて科目選択をする必要はありそうです。
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