日本FP協会のAFPという資格を取得するメリットは何だろう?

AFP は日本FP協会のFP資格です。国家資格であるFP技能士に加えて、この民間資格を取得するメリットはあるのでしょうか。それとも、FP技能士の資格だけで十分なのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

資格としての価値はそれほど無いように思う

AFP の資格を取得するためには、AFP認定研修の修了と、FP技能検定2級の合格が必要です。ということは、AFP の有資格者は、2級または1級のFP技能士であるということです。

すでに2級FP技能士である人がAFP の資格をさらに持っていたからといって、特に何かアピールできることはあるのでしょうか。それがあるのなら、AFP という資格が価値があると言えるはずですよね。

ところが残念ながら、AFP を持っているということが2級FP技能士である以上のアピールになるとは思えません。FP2級の有資格者が、同等程度の資格をもう一つ取ったという程度の認識しかされないでしょう。そもそも民間資格であるAFP は知らない人の方が多いでしょうしね。

ということで、AFP という資格自体には、それほど価値があるとは思えません。異なる意見の人もいるかもしれませんが、私にはそう思えます。

1級FP技能士を目指す人には価値がある

しかしながら、FP1級を目指す人には、AFP の資格はそれなりに意味を持つかもしれません。

日本FP協会のFP資格には、AFP の上にCFP という資格があります。このCFP という資格を持っていると、1級FP技能検定を受ける際に有利な取り扱いがあるのです。

そして、CFP を取るためには、AFP の取得は必須なのです。ですから、AFP を持っていることで、1級FP技能検定に合格しやすくなると言えなくも無いわけです。

CFP を持っていると具体的に何が有利かというと、1級の学科試験が免除されるのです。ですから、1級の実技試験だけ合格できれば、1級FP技能士の資格を手に入れることが出来るのです。

1級FP取得方法の選択肢が広がるという意味で、AFP は一定の意味を持つわけです。

もっともCFP を取るのも、それなりに大変な事です。人によっては、普通に学科試験に合格する方が楽に感じる人もいるかもしれません。

FP2級の通信講座(AFP認定研修)ならECCがおすすめ

FP2級の試験対策にはECCの通信講座がお勧めです。

この講座はAFP認定研修なので、修了すればFP2級の受験資格が得られます。また、合格率が非常に高いのに料金が安いと、いい事づくめです。

確実に合格したい人は、チェックしてください。

スポンサードリンク

スポンサードリンク



関連した記事を読む

コメントは受け付けていません。