FP3級のテキストを選ぶのって、どうしたら良いのでしょうか。個人的には、FP2級のテキストを選ぶのが良いのではないかと思っています。しかも、ページ数が多い詳しいテキストがお勧めです。
独学するならテキストを買わないとね
FP3級を独学で勉強するなら、まずは教材を購入する必要があります。ただ、大きな書店に行ってみると分かるのですが、FP関連の書籍ってたくさんあるんですよね。
その中から一冊選ぶのって、結構難しいと思うのです。しかも、これから勉強する人の場合は、どの本が良いのか判断しづらいという難しさもあります。
そして、FP3級の合格後にFP2級の取得を見据えているのなら、FP2級の教材も気になってくるところです。そうすると、選択肢はさらに増えてしまいます。
また、FP3級の教材は使い方の面でも考慮が必要なんですよね。最初から最後まで通読するのか、問題を解いたときの参照用に使うのかで、求められる本が違うはずです。
とは言え、3級のテキストにそんなお金をかけるわけにもいきませんからね。率直に言って、条件が難しくて迷宮入りしてしまうわけです。
通読用のテキストは期待するのを止めましょう
さて、資格試験を受験するという事なら、通読用の薄めのテキストが欲しくなります。でも、FP技能検定の場合は、それを求めても無駄なようです。
というのも、範囲が広すぎて断片的な知識を問うような問題が多いので、初学者向けの通読用の本が書けないのです。重要ポイントをコンパクトにまとめるのが、非常に困難なわけです。
通読用の本が無いのは、はっきり言って、これから勉強しようという人にはかなり酷な状況だと思います。
通読用のテキストを使って最初に全体像を把握することは、学習の手順としては効果的だとは思いますけどね。いい本が無いのでは仕方がありません。
かといって、細かい解説が載った熱い本を通読するのも非効率です。ですから、通読をして全体像を把握するというステップは、諦めてしまいましょう。FP3級に関しては、無理です。
詳しい2級のテキストを買って、過去問に手を付ける
それでは、どこから手を付けるかというと、3級の学科試験の過去問から手を付けるのが良いでしょう。もちろん、過去問だけではどうしようもありませんので、解説用のテキストも購入します。
ここで購入するのは、2級用のテキストが良いでしょう。3級のテキストだと、参照用としては、はっきり言って解説がもの足りません。試験問題の答えが見つからない確率も、小さくはないはずですし。
ということで2級の、少し詳しいテキストが良いでしょう。しかも、索引がついているのがベストですね。
詳しい本なら資格取得後も参照用に使えるので、役に立つと思いますよ。
お勧めするのはこの本
解説が詳しい参照用という事で考えると、次の本が良いのかもしれません。
ユーキャンのテキストなのですが、500ページを超えるページ数です。しかも、索引がついています。その上、ユーザーレビューでも高い評価がついています。構成的にも見やすいので、悪くないと思いますよ。
毎年リニューアルしているようなので、最新の物を手に入れてください。
また、一緒に勉強する過去問は、次の本で良いでしょう。
分野別に再編集された過去問です。学習用としては使いやすいはずです。
あ、解説はあまり期待できないですけどね。それは上の本で補う事にしてください。
この本も、毎年新しいのが出ていますので、最新版を買ってください。
この2冊を使って学習を始めるわけです。上で書いたように、過去問を解きながら、分からない問題は目次や索引を使って解説を探すという感じで勧めていきます。
FP2級のテキストでも、おそらく十分な解説が載っていない場合もあるでしょう。そういう場合は一旦無視するか、ネットなどで解説を探しましょう。
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