FP2級試験の不合格は時間の無駄だしお金の無駄です| 時間はコストですよ

FP技能検定の2級と3級は、年に3回試験が行われます。例えば2018年度だったら、2018年5月27日、2018年9月9日、2019年1月27日の3回ですね。

受験者数が多いためでしょうか、非常に試験の頻度が高い資格の一つです。さすがにTOEIC には負けますけど。

頻度が高いから落ちても平気?

1年に3回試験が行われるという事は、仮に不合格でも、すぐに次の受験ができるという事です。これは、受験生にとって、非常にうれしい仕組みだと言って良いでしょう。

しかしながら、受験できる機会が多い事を理由に、最初から「今回ダメでも次に合格すればいい」というネガティブな気持ちで受験する人もいるようです。正直に言って、これはいただけません。

というのも、1回の試験で合格するのと2回の試験で合格するのでは、試験準備にかける時間が大幅に違うからです。時間はコストであるという意識があれば、これは絶対に避けるべきだと分かるはずです。

知識を維持するだけでも時間を取られる

仮に不合格になると、前回の試験対策で学習して得た知識を、4か月間持続する努力が必要となります。この努力がコストというわけですね。

仮に、知識を維持することにかける時間が50時間かかるとしましょうか。この人の普段の労働が時間換算で2,000円だとすると、10万円のコストを掛けて知識の維持をしていることになります。

この10万円は、今までの知識を維持するためだけのコストです。前回の試験で合格できなかったのなら、さらに知識を上積みしないといけません。ということは、合格のためにはさらなる時間という追加費用が掛かるという事ですね。

もちろん、4か月間忘れないためにする勉強は、知識を定着させるという点では意味がある勉強なのかもしれません。ただ、他にできることを削ってその勉強に充てているわけですから、やっぱりコストとして考えるのが妥当でしょう。FP技能検定のために学ぶ知識のすべてが、今後の役に立つというわけでもありませんから。

お金を出して通信講座を受講するのは合理的

時間はコストであるという認識を持てるのなら、完全な独学ではなく通信講座などを使って学習することの意味が理解できるでしょう。お金を使って合格率を高めることは、時間というコストの削減にりますからね。結果的に、お金をかけて確実に合格した方が、お得という判断も出来るわけですね。

もちろん、通信講座を使った方が合格率が高くなるという前提が成立すればの話ですけどね。しかも、ちょっと合格率が高い程度ではダメです。「通信講座の費用」と「合格率の上昇によるコスト削減効果」を比較した時に、後者が上回っていないと意味がありません。数学でいう、期待値を使って考えるわけですね。

通信講座を使うとどの程度合格率が上がるかは、なかなか断定的な事は言えません。ただ、金融財政事情研究会と日本FP協会の合格率を見ていると、おそらく通信講座を受講するとかなり合格率が上がると予想できます。というのも、日本FP協会での受験者は、金融財政事情研究会での受験者と比べて、AFP認定研修である通信講座を受講している確率が高いからです。

ですから、人によっては、通信講座を使った方がトータルで見て低コストで資格取得ができるというケースも多そうです。

もっとも、試験慣れしている人だと、通信講座を使わなくても簡単に合格できてしまうんですよね。そういう人なら、通信講座なんて必要ないでしょうし。難しいところですね。

絶対に1回で合格するという方針で行きましょう

1回で合格しなくても、2回3回と受験して合格すればいいという人は実際にいます。試験の間隔の短いFP技能検定では、そういう発想が理解できなくもありません。

ただ、私のコスト感覚からすると非常にもったいない気がします。「2回受験することに何時間使っているの?」と思ってしまうのです。

FP2級と3級は、ちゃんと準備さえしておけば1回で合格できる試験です。何十時間もの余分な時間を使わなくても済むように、きっちり1回で合格しましょう。少なくともそういう心意気で準備するべきだと思います。通信講座を使うのは、その手段の一つです。

それとも、「2回とか3回受験して合格」と言っている人たちは、実は、単に、1回できっちり合格する自身が無いのでしょうか。そんな気がしないでもないんですけどね。失敗する前から言い訳を用意しているというか。

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